あらすじ

櫻井奏・雪乃の姉妹は大の仲良し。
しかし、雪乃が後輩の神山咲夜と付き合っているという噂を聞いた奏は、
徐々に雪乃と距離を置くようになっていく。

百合ポイント

とにかく印象的なのが櫻井姉妹の仲良しぶり。
一緒のベッドで寝ていたり、いつも手をつないでいたり、
初回からいきなりただの姉妹とは思えないイチャイチャぶりを見せてくれます。
些細な誤解から心が離れ離れになりそうになってしまいますが、
最後はお互いに世界で一番大好きと確認しあってハッピーエンドです。

咲夜が奏の写真を部屋いっぱいに飾っていたのはちょっと怖いかも。
この時は台詞も少なくどんな娘かよくわからなかったので
いわゆるヤンデレな人かとも思ってしまいました。
公式のキャッチコピーでもでも「ヤンデレ」の文字がありましたしね。
実際は奏に異常に執着していること以外は明るくて良い娘なのですが・・・。

あらすじ

相変わらず仲良しな櫻井姉妹。
ある日、ふとしたことから自分達の幼い頃を思い出した奏は、
昔のように雪乃と相合傘をしてみたいと思い立つ。

百合ポイント

冒頭から、
ベッドの中の雪乃が「早くぅ・・・」と奏を誘うシーンが見れます。
雪乃を起こそうとしていた奏もついもう一度寝てしまいます。
あとは今回のメインである相合傘のくだりもみどころ。

今回は咲夜の台詞も多く、
咲夜がどんなキャラなのかわかるようになってきます。
奏のことになるとかなり暴走気味ですが悪い娘ではないようです。
今回は奏になでなでしてもらったり、まんまと奏の私物をゲットできたり、
わりと得してます。

あらすじ

今年もクリスマスが近いてきた。
奏と雪乃は、お互いに贈るクリスマスプレゼントのことを考える。

百合ポイント

雪乃がブログをやっていることが判明。
本人に黙って勝手に奏のことを書いているらしく、
奏の写真を載せてしまったりもしています。
「おはようのチューをした」とか恥ずかしげもなく書いていますし、
雪乃はかなりオープンな性格みたいですね・・・。

ストーリー的には、
好きな相手とお揃いの物を持っていたいという奏の気持ちがキーになっています。
そのために最後にちょっと暴走気味なことをしてしまいますが。

あと咲夜は今回も期待通り変態ぶり全開。
ローアングルからカメラで奏のスカートの中を狙うという問題行為に出ていました。
また、学校の新しい寮を造っているのが咲夜の親の会社でしたが
これは後の話への伏線でしょうか。

あらすじ

年末ということで、櫻井姉妹は北海道の田舎にある実家に帰省する。
咲夜も、金欠の櫻井姉妹のかわりに交通費用を出したのをいいことに
一緒についてきてしまう。

そして実家に着いた奏と雪乃は、4つ下の妹・雫と再会する。

百合ポイント

とりあえず新キャラの雫が注目ポイント。
雫は雪乃以外にはあまりなついていないようで、ちょっと複雑そうな性格をしています。
自分がいつも雪乃や奏と一緒にいられないことを寂しがっているようなので、
いつもとはちょっと違った形の姉妹愛が描かれそう？

咲夜は相変わらずマイペースに暴走しています。
奏の部屋をハイテンションで物色する様子は変態そのもの。
今回は最後のオチも担当してます。

あらすじ

雫は、奏と雪乃がいつも一緒にいられることをうらやましく思い、
自分はその中に入れないことをくやしく思っていた。
奏と雪乃は、なかなか素直になってくれない雫の心を
開かせようと努力するのだが・・・。

百合ポイント

雫と奏・雪乃の姉妹愛がメイン。
もっとも、奏と雪乃がただの姉妹以上の関係であることを雫は知っているようです。
奏と雪乃の中は妹公認の仲ということになりますね。
雫は自分も大好きな姉２人と一緒にいたいのですが、
奏と雪乃の間に入ってはいけないような気もして、
いろんなことを考えて苦しんでいたようです。
最後にちょっとだけ自分に素直になって
奏・雪乃のベッドに入ってくる雫がよかったです。

咲夜は今回も相変わらずです。
重い空気を無視してひとりではしゃぎまくっています。
自分にリボンを巻いてプレゼントにするベタなネタをやったりもしています。
基本的に奏からずっとスルーされていますが、
一緒に買い物（咲夜いわくデート）に行けたのはよかったですね。

なお、咲夜が奏を好きになったきっかけが
ここに来てようやく開かされました。
発対面の時に奏がなにげなく言った言葉が、
咲夜にとっては大きな意味があったようです。

あらすじ

高校2年の2月、
そろそろ本格的に勉強のことが気になり始める頃。

そしてやって来たバレンタインデー。
雪乃は、咲夜をうまくかわしつつ、奏をあるお店に招待する。

百合ポイント

冒頭から獣人化した雪乃が登場したりと不思議展開でびっくりしますが、
奏の夢だったというオチ。
夢の中でまで雪乃とイチャついている奏が笑えます。

今回のみどころはなんといっても後半のカフェのシーン。
雪乃がケーキのチョコレートクリームを指ですくって奏になめさせる場面です。
奏が雪乃の指（とチョコ）をくわえてじっくりとなめる動きは
他のシーンと比べても非常に力が入っています。
ちょっとフェティッシュな感じもしますが個人的にはありだと思います。
そいうえば他の百合作品でも指なめ描写をたまに見かける気がしますが、
定番のプレイ（？）なんでしょうか。

ちなみに、雪乃達があんな高そうなお店に行けた理由が気になりますが、
本編でも言われているとおり咲夜からタダ券をもらったおかげのようです。
第1話を見直してみると、たしかに奏の写真50枚と引き換えに
雪乃が「高級ホテルカフェのタダ券」を受け取っている場面があります。

あらすじ

春休み直前。
奏の課題の再提出があったり、新しい寮ができたり、
いろいろと忙しい季節。

美大志望の奏は、春から本格的に勉強を始めようとするが、
確実に合格するには予備校にも行ったほうがいいらしい。
それを知った雪乃は・・・。

百合ポイント

サブタイトルの通り、将来に関する話が出てきて、
以前よりちょっとだけシリアスになりつつあるエピソード。

以前からちょくちょく話が出てきた新しい寮ですが、
やっと完成したようで入居の申込が始まっています。

咲夜の親の会社が建設しただけあって、
咲夜と奏のための特別の部屋がわざわざ用意したあったらしいのですが・・・
申込期限を過ぎているということで咲夜の野望は夢と消えました。
なんでも、新規入居の申込と旧寮からの転居の申込は期限が別々で、
咲夜はそれを知らなかったので、奏の転居申込の期限が過ぎていたようです。
親の会社が造ったということで咲夜の希望でいろいろと無理が効くっぽいのに、
そこだけ妙に厳しいんですね・・・。
昨夜は奏と「愛の巣」を築くことを以前から楽しみにしていたので、
今回ばかりはちょっと可哀想な気も。

ストーリーの本筋である奏×雪乃に関しては、
前回ほどのインパクトのあるシーンはありませんが、
いつもどおり安定してイチャイチャしています。
最後、奏の将来に関して何かしら意見の対立がありそうな感じで終わっており、
何かしら波乱の展開を予感させています。

あらすじ

奏が予備校に行けるように、バイトを始める雪乃。
奏は雪乃に甘えている自分に、すっきりしないものを感じ始める。
生活もすれ違い気味になり、なんとなくぎこちない雰囲気が漂う2人。
そんな時、雫が実家から遊びにやって来て、奏にある決心をさせる。

百合ポイント

これまでずっとラブラブだった奏と雪乃に、
ちょっと微妙なすれ違いが生まれてしまっています。
ですが最後は無事それを乗り越え、さらに強い絆で結ばれます。
２人はずっと一緒にいたいという想いをお互いに強く抱いており、
もう姉妹という領域を超えた関係といっていいのではないでしょうか。
第1話の時点でとっくに超えていたような気もしますが。

いつもどおり最初から最後まで百合な内容ですが、
一番のみどころは奏が雪乃の口についたクリームをなめとる
…とみせかけてキスしてしまうシーン
（ハッキリ見えませんが、お互いにすごく照れているので
キスしたということでいいんですよね？）。
一つの障害を乗り越えたことで
また少し絆を強めたことが伝わってくるシーンだと思います。

でもこの2人ならキスくらいとっくに済ませていると思っていたんですが、
今回が初めてだったんでしょうか？
普段からあまりにラブラブなので逆にどこまで進んでいるのかわからなくなったりします。

なお前回オチがついてしまったために出番が危ぶまれていた咲夜ですが、
早くも立ち直って奏へのストーキングを再開しています。
でも雪乃となんとなくぎこちない奏を心配したり、
雪乃との仲が上手くいくように元気付けたりしているので、
決して自己中心的ではない、奏想いの良い娘だったんだと思います。多分・・・。
ちゃっかりラストシーンも担当していて、
スタッフに愛されていることが伝わるキャラクターでした。

あらすじ

高校進学のため上京した櫻井姉妹。
さっそく自分達が住むことになる寮を訪れるが、
奏はあまりの部屋の小ささに愕然とする。

百合ポイント

主題歌CDの特典DVDに収録された新作エピソードで、
本編よりちょっと前のお話です。

奏は部屋の小ささに不満があるようですが、
雪乃はあまり文句を言いません。
その理由が「カナちゃんといっしょならどこだっていいんだもん」。

あと、最後に一緒にベッドに入るシーンがあります。
どうやら東京に引っ越す前から一緒に寝ていたようです。

あらすじ

咲夜の招待で、
オープン前のホテルのプールに遊びに来た奏・雪乃・そして雫。
でも咲夜にはやっぱり下心があって・・・。

百合ポイント

DVD第2巻に収録された番外編。
事前告知では当初「episode：08」とされていましたが、
実際は4話目と5話目の間あたりに位置すると思われる番外編です。

今回、咲夜がいつも以上に飛ばしています。
奏の水着姿を撮影しまくって、しかもその写真で抱き枕を作ろうとしています。
その上、スクール水着姿の雫を撮影して、
奏の中学生時代の顔写真と合成して
スクール水着な奏（中学生バージョン）の写真を作ってしまっています。
普段からやりなれているということでコラ作成の手際が非常に良いのですが・・・
裏で何やってるかわからなくて怖い子ですね。

また、奏が部活中の雪乃の姿を
しょっちゅう覗きに行っていたことが判明します。
こっそり行っているつもりが実はばれていたとわかって、
ちょっと照れている奏が可愛いです。

あと、幼い頃に奏がプールを溺れているのを助けるため、
雪乃が人口呼吸をしたことがあるらしいです。
ここは是非回想で見てみたかったところ。