作品概要 |
ファンタジーな世界に迷い込んでしまった「ToHeart2」のヒロイン達が
舞台に冒険を繰り広げるダンジョンRPG。
「ToHeart2」らしく、ヒロイン達に職業ごとにコスチュームが用意されていたり、
RPGの定番モンスターが美少女に擬人化されていたりと、
ビジュアル面で非常に楽しめる内容になっています。
ダンジョンRPGとしての出来も本格的。
複雑かつ広大なダンジョンはこの手のゲームに慣れたプレイヤーでも苦戦必至。
戦闘も少しでも気を抜くと一瞬で全滅しかねないバランスです。
百合ポイント |
全体的には普通のギャルゲーRPGなのですが、個人的に注目はやはり
原作ゲームで百合な雰囲気をかもし出していたささらとまーりゃん。
ささらとまーりゃんの愛の巣
ゲームの基本的な流れとして、
ダンジョンを探索してヒロインを少しずつ見つけていくのですが、
ささらとまーりゃんはかなりインパクトのある登場をしてくれます。
ダンジョンの奥にある「聖☆まーりゃん帝国」と書かれた怪しい扉を開けると
中ではささらとまーりゃんが、なんとベッドの上で絡み合っています。
しかもいつもとは逆にささらがまーりゃんを「攻め」ているという珍しい光景。
その後、発見されたことに気づいた2人と主人公は戦闘になるのですが、
ここでまーりゃんに
「人がせっかくさーりゃんと愛を育んでいるというのに邪魔しおって」とか怒られます。
・・・というわけでエッチなことをしていたようにしか見えないのですが、
PSP用のゲームということで表現は控えめです。
が、実はこのゲームは元ネタにあたるPC版があり、
そちらではもっと直接的でさらに百合っぽい表現がされていました。
まず、2人がいる部屋の扉に書いてある文字はPC版では
「ささらとまーりゃんの愛の巣」でした。
これくらいならPSPでも問題ないような気がするんですがなんで変えたんでしょう?
また、PSP版では画像の上下がカットされてよくわからなくなっていますが、
PC版のCGではささらは明らかにまーりゃんの下着の中に手を入れています。
「もしかして普通のプレイに満足できなくなったまーりゃん先輩が、
久寿川先輩に『タチ』を強要したのだろうか?」
と冷静(?)な分析をしています。
もはや、普段からそういう関係であることが当然の前提かのようです。
なお、このシーンの2人(というかこのゲームのヒロイン全般)は
実はラスボス(イル○ァさん)に操られているという設定があるのですが、
普段から本人が持っている欲望が増幅されているという仕組みらしいです。
ということは、やはりささらとまーりゃんは
普段からこういう願望を持っているってことなのでしょうか。