あらすじ |
ごく普通の女子高生・高村楓がある日目を覚ますと、
目の前に自分とそっくりな顔をした少女がいた。
彼女の名前は鈴(すず)。
頭に猫のような耳を生やし、猫のような言動をするその不思議な少女は、
楓を「おねいちゃん」と呼んで慕うのだった。
突然出現したこのネコ耳少女に戸惑う楓だったが、
やけにノリの良い周囲の人間達に流されるまま、
楓と鈴は姉妹として同居生活を始めることになる。
みどころ |
女子高生と謎のネコ耳少女の同居生活を描いた4コマ漫画です。
基本的にはギャグ漫画ですが、たまに鈴の出生の秘密などに関連して
ちょっとだけシリアスな展開になったりもします。
鈴はとにかく楓のことが大好きです。
コミック巻頭の人物紹介にも
「楓のコトが好きで好きでたまらない様子」などと書かれています。
基本的にいつも楓にベタベタしており、
朝はキスで楓を起こし、夜は楓のベッドに勝手に潜り込みます。
学校で進路希望を聞かれた時は「おねいちゃんのお嫁さん」と答えていました。
楓は最初はそんな鈴に戸惑っていましたが、
だんだんまんざらでもない態度を取るようになり、
本当の姉妹のように仲が良くなっていきます。
また、楓の周囲の人間はやけにノリがよく、
積極的に楓と鈴をくっつけようとしているフシがあります。
特に楓の両親は戸籍を勝手に改ざん(犯罪では?)して鈴を楓の妹にしたり、
楓と鈴が一緒に寝られるようにセミダブルベッドを用意したりしています。
楓のクラスメイト達も、
楓と鈴のことをそういう関係だとすっかり思い込んでおり、
2人のことを暖かい目で見守っています。
全体的にはひたすら楓と鈴のイチャイチャを描いた作品ですが、
コミック2巻の終盤で鈴が消えてしまうというシリアスな展開があります。
ですが、最終的にはちゃんとハッピーエンドになっているので安心です。
それまでは鈴のほうから一方的にベタベタすることが多かったのですが、
最後は楓のほうから鈴にキスしたり、
「大好き」と言ったりするようになっています。
いなくなって初めて鈴の大切さに気付いたということでしょうか。