少女セクト

 あらすじ

舞台は、良家の子女が通うお嬢様学校・籠目女子学校。
ここでは女の子どうしのカップルが多い。

風紀委員の内藤桃子は、
学校一のプレイガールの藩田思信(はんだ しのぶ)と
時には反発しあいつつも、やがて互いを意識するようになる。

 みどころ

女子高に通う女の子達の恋愛を描いた群像劇です。
かなりの数のキャラクターが登場します。

一応桃子と思信が主人公でほぼ全話に登場していますが、
1巻〜2巻の前半は、毎回違うキャラクターにスポットを当てたオムニバスになっています。

2巻の後半からは、主人公である桃子と思信がストーリーの中心となります。
序盤からちょくちょく描かれていた桃子と思信の関係が、
ここからようやく進展していきます。

 五十鈴のカウンター

本編連載終了後、スピンオフ的内容である「五十鈴のカウンター」という作品が執筆されました。

ただし少女セクトのキャラクターは各話のゲスト的な扱いで、
キャラによっては出番が1コマだけだったり(まったく出番の無いキャラもいます)、
ちょっと物足りないものも感じます。
全部で3話しかありませんし、ページ数も少ないので仕方ないのですが・・・。

そんな中で第3話に登場した雪華と旦蕗のエピソードは
比較的ちゃんとしたアフターストーリーらしい内容となっているで
本編で彼女達が好きだった人にはおすすめです。

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