| あらすじ |
舞台は、良家の子女が通うお嬢様学校・籠目女子学校。
ここでは女の子どうしのカップルが多く、
中には肉体関係を持つに至る者までいる。
風紀委員の内藤桃子は、
学校一のプレイガールの藩田思信(はんだ しのぶ)と
時には反発しあいつつも、やがて互いを意識するようになる。
ある時、桃子は思信から秘めていた思いを告白をされるのだが・・・。
| みどころ |
女子高に通う女の子達の恋愛を描いた群像劇です。
かなりの数のキャラクターが登場します。
一応桃子と思信が主人公でほぼ全話に登場していますが、
1巻〜2巻の前半は、毎回違うカップルにスポットを当てたオムニバスになっています。
幼馴染、先生と生徒、姉妹、女主人とペット(?)・・・など、バリエーションが豊富で、
毎回いろいろな形の恋模様を見せてくれます。
2巻の後半からは、主人公である桃子と思信がストーリーの中心となります。
序盤からちょくちょく描かれていた桃子と思信の関係が、
ここからようやく進展していきます。
もともと成人漫画雑誌で連載されていた作品のため、毎回エッチがあります。
しかし、それしか内容がないかというと決してそんなことはありません。
登場人物達の心理描写やストーリーもしっかりしており、楽しめる作品です。
なお、コミックスは年齢制限がされていないので誰でも購入できます。
とはいえ内容が内容なので、
本屋によって一般コーナーにあったり成人コーナーにあったりして
ちょっと混乱するかも・・・。
| 五十鈴のカウンター |
本編連載終了後、コミックホットミルクという雑誌に
少女セクトのスピンオフ的な作品である「五十鈴のカウンター」が掲載されました。
主人公は、女の子が好きだけど相手がいない五十鈴(いすず)と、
普段はノーマルだけど酒に酔うと女の子に手を出してしまう葵の2人。
彼女達が毎回あちこちで
少女セクトのキャラクター達に出会うのが基本的なパターンになっています。
少女セクト本編の数年後の話ということで、
本編の登場人物達のその後を見ることができます。
ただ、ほとんどのキャラが葵に一方的にイタズラされるという役回りでの登場だったり、
キャラによっては出番が1コマだけだったり(まったく出番の無いキャラもいます)、
ちょっと物足りないものも感じます。
全部で3話しかありませんし、ページ数も少ないので仕方ないのですが・・・。
そんな中で第3話に登場した雪華と旦蕗のエピソードは
比較的ちゃんとしたアフターストーリーらしい内容となっているで
本編で彼女達が好きだった人にはおすすめです。
| OVA |
2008年、OVA版が全3巻でリリースされました。
30分×3という時間的な制約もあってか、
原作の特徴だった群像劇的な面はなりをひそめ、
桃子と思信が主人公であることをより強調した作りになっています。
そのため、桃子と思信の恋はより前面に押し出されましたが、
この2人と絡まないサブキャラの出番はかなりの部分がカットされ、
エッチシーンだけでもあればマシ、最悪出番ゼロという扱いになっています。
すでに原作が完結していたため、
原作ではやや唐突さが感じられたストーリー展開を
序盤から伏線を張ることによって緩和したり、
必要性のわからなかった設定・エピソードを
ストーリー上の意味があるようにアレンジしたりと、
桃子と思信のラブストーリーとして一本筋の通った話にする工夫も感じられます。
なお、なぜか年齢制限のなかった原作コミックと違い、
こちらは18禁作品です。




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