ことのはの巫女とことだまの魔女と
あらすじ
山奥の神社に一人で住む女性、鴇神紬(ときがみ つむぎ)。
彼女の家の者は代々、ここで巫女として山の神を祀り、世の平穏を祈ってきた。

紬は幼い頃にこの神社に連れてこられてから、外に出たことが無い。
それが一族の定めだったからだ。
この神社は結界によって外の世界から守られていると同時に、
巫女自身も結界の外に出ることができない。

そんなある日、神社の前を魔女レティが通りかかる。
不思議な神社に興味を持ったレティは、魔法で結界を抜け、神社の中に入ってみる。
そしてレティはそこで紬と出会い、彼女の境遇を知る。
レティは紬に自由を教えるため、結界を破って外の世界に連れ出してあげるのだが・・・。
 
みどころ
「百合姉妹」「百合姫」で連載されていた作品です。
単行本1冊にうまくまとまっています。

基本的には紬とレティの逃避行劇です。
道中の二人のやりとりが非常に百合っぽく、駆け落ちしたカップルにしか見えません。
紬はレティのことをすっかり恋人だと思っており、レティも照れながらもこれを受け入れています。

また、紬を神社に連れ戻そうと追いかけてくる五十鈴というキャラがいるのですが、
この女性も紬のことが好きらしく、レティにヤキモチを焼いています。


なお、二人が喫茶店に寄るシーンがあるのですが、
そこは藤枝雅さんの「飴色紅茶館歓談」(現在百合姫で連載中)の舞台になっているお店です。
「飴色紅茶館歓談」の主人公である芹穂やさらさも登場しています。
 
ドラマCD「マドリガル・ハロウィン」
この作品はドラマCDが発売されています。
飴色紅茶館のハロウィンイベントを紬たちが手伝うというオリジナルストーリーです。

なおキャストは

レティ : 生天目仁美
紬 : 能登麻美子
五十鈴 : 渡辺明乃

となっているのですが、原作者の藤枝さんの希望でこの配役になったそうです。
藤枝さんは声優ファンらしく、
ラジオ等で生天目さんと能登さんが仲良くしているのを聞いて、
是非この配役にしたいと希望したとのこと。
 
自分の願望を実現できる立場の人ってちょっとうらやましいかも?
   
 

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ことのはの巫女とことだまの魔女と

ことのはの巫女とことだまの魔女と 限定版

 
参考リンク

◆あとりえ雅情報局
(藤枝雅さん公式サイト)

 

 

 

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