こどものじかん

 あらすじ

青木大介は小学校に赴任したばかりの新人教師。
しかし、大介が担任することになった3年1組は
ある問題が原因で前任の教師が辞職したいわくつきのクラスだった。

その問題とは、教師による生徒いじめ。
そして、その報復として行われた生徒による教師いじめ。
教師いじめの中心人物だった女の子九重りんは、
新しく担任になった大介にも何かと意地悪をするのだった。

しかし大介の誠実な人柄を見た生徒達は、
次第に大介に信頼を寄せるようになっていく。
そして当初は反抗的だったりんも大介のことを気に入り、
それどころか大介の恋人を目指すようになってしまい・・・。

 百合街道まっしぐら

りんの親友の鏡黒(かがみ くろ)がという女の子が百合キャラです。
黒はりんのことが大好きで、
りんが大介と仲良くするのを見ていつもヤキモチを焼いています。
コミックに載っている人物相関図には、
黒→りんの部分に「片思い」「百合街道まっしぐら」などと書かれており、
作者としても意識的に百合キャラとして描いていることが伺えます。

黒はりんに対して明確な恋愛感情を抱いていますが、
りんのほうは黒のことを親友としか思っていないようです。
黒が自分の気持ちを上手く伝えられなくて悩む場面がたまに見られます。

黒はメインヒロインであるりんの親友ということで結構出番が多いです。
以下、コミックから黒関連の百合っぽい場面をリストアップしてみました。

 作品について

学校が舞台ということで、
作中では近年の教育現場における問題がテーマとして扱われています。
いじめや不登校、生徒達の家庭の事情など、
新人教師が様々な問題に立ち向かっていくという点では結構シリアスなストーリーです。

その反面、ヒロインが小学生であるにも関わらず
お色気シーンが非常に多いのもこの作品の特徴です。
下着くらいまでは普通に出てきます。
また、りんや黒が頻繁に下ネタを言います。

さらに、まだ具体的な段階には至っていないものの、
大人と小学生の恋愛を描こうとしているようなフシもあり、
そういうネタが嫌いな人には抵抗があるかもしれません。
りんが大介に対して子供なりにも恋愛感情を持っていますし、
りんの保護者であるレイジはりんに特別な感情を抱いているようです。

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