ちょいあ!

 作品概要

漫画やアニメが大好きな、
ちょっとちょっとオタクっぽい女子中学生達の日常を描く4コマ漫画。
コミック第1巻の帯に書かれたコピーは「同人×百合×コスプレの学園4コマ」。

オタクネタや同人活動を扱った漫画は最近では珍しくありませんが、
登場キャラクターはすべて女の子で、
4コマ漫画とは思えないほど百合描写に力が入っています。

 百合ポイント

オタクネタや同人ネタがストーリーの中心になることが多いですが、
女の子どうしのイチャイチャが描かれることが非常に多いです。
後半になるにつれその比率は高くなり、明確に恋愛描写となっていきます。

小聖×マユ子

主人公格のキャラのうち、小聖(しょうせい)とマユ子は
かなり意識的に百合キャラとして描かれています。

最初は小聖がマユ子をちょっと過剰に可愛がっているだけにも見えましたが、
実際にはマユ子のほうも小聖が大好きです。
小聖がキスさせてと言ってきてもマユ子はそんなに嫌がりませんし、
むしろマユ子のほうから膝枕や抱っこをせがんできたり、
寝ている小聖の胸をこっそり触ったり・・・と、
ただの友達にしてはちょっと行き過ぎたスキンシップが増えていきます。

そしてコミック2巻ではついに、2人はキスすることになります。
その場のノリの軽いキスではなく、
マユ子が小聖を家に呼んで2人っきりになった上でのかなり長くて濃いキスです。
オチも何も無い本気のキスシーンが約2ページまるまる使って描かれるという、
4コマギャグ漫画らしからぬ力の入れようなので百合的に必見です。

ここで描きたいことを描ききってしまったのか、
完結編となる3巻では(特に小聖が)微妙に出番が少ないのですが、
しっかり仲は進展していたようで最終的にはキス以上の関係になっています。
最終回ではなんと結婚の約束もしています。

まわたと杏子

マユ子たちのクラスメイトのまわたは、
しょっちゅうマユ子達の体に触ったり、ちょっとスキンシップ過剰なキャラです。
ノリで強引に小聖のファーストキスを奪ったこともあります。

一方、学級委員長の杏子は当初は地味な眼鏡っ娘という感じで
あまり目立たないキャラクターだったのですが、
コミック2巻あたりからMキャラ・百合キャラとしての面が強調されるようになり、
いっきに目立つキャラクターになっています。

やがて杏子はは想い人であるまわたに告白するのですが、
まわたは実はマユ子のことが好きだったため、断られてしまいます。
ですがマユ子にはすでに小聖がいるので、まわたの恋も報われません。
恋に破れた者どうし、杏子とまわたはなんだかんだでいい雰囲気になっていき、
けっきょくは付き合うことになります。キスまでしています。

・・・ですが、まわたはやっぱりまだマユ子のことが好きだったようで、
杏子と付き合う話はうやむやになってしまいます。
まわたに振り回される杏子がちょっとかわいそう。でもMだからいいのかも?

その他

その他のキャラもほぼ全員に何らかの百合要素があるといっても過言ではなく、
サブキャラどうしていつの間にかくっついていたり、
メインキャラの誰かに恋していたりします。

出番の多いキャラでいうと、
例えば白雪は最初は無口系の萌え担当くらいの存在だったのですが、
終盤で実はマユ子のことが好きだったことが判明します。
マユ子の1番じゃなくていいからとか、セッ○スしたいとか言っており、
恋愛面でかなり過激なキャラだったことが明らかになります。


最終更新:2011/01/15
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