瀬戸の花嫁

 あらすじ

夏休みで瀬戸内の海に遊びに来ていた中学生・永澄(ながすみ)は、
溺れていたところを燦(さん)という美しい少女に助けられる。

しかし実は燦の正体は人魚で、しかも人魚の掟によれば、
人魚が人間に正体を見られた場合は
人魚か人間のどちらかが死ななければならないのだという。

ただし、その人間と人魚が結婚して身内になった場合は話は別。
そこで、永澄と燦は結婚することになるのだが・・・。

 みどころ

ヒロインが瀬戸内弁の人魚で、
さらに極道一家の一人娘という設定が特徴的な作品。
決め台詞は「仁侠(にんきょう)と書いて人魚(にんぎょ)と読むきん!」

 百合ポイント

基本的には永澄を中心としたハーレムラブコメ的な要素の強い作品ですが、
サブキャラを中心に百合を狙った描写がちょくちょく登場します。

明乃&ユピテル

ヒロインの一人・明乃はなぜか他キャラと百合な絡みをさせられることが多く、
よく周囲の人間からそういう趣味の人だと誤解(?)されています。
特に燦とはお風呂やプールでかなりあやしいやりとりをしており、
そういう時は背景に百合の花が咲いたりします。

また、原作11巻あたりから登場するユピテルというキャラは
明乃に本気で恋している百合キャラとして描かれており、
明乃のことをお姉様と呼んで強烈に慕っています。

明乃のほうはユピテルに淡白なので一方通行と思われがちですが、
意外にも以前2人は付き合っていたことがあるようです。
もっとも、付き合ってはみたものの
明乃がユピテルを恋人として見ることができなかったために
けっきょく別れてしまったようですが・・・。

また、ユピテルは見た目女の子に見えないというか、
少年のような外見なので
このへんも百合的にはちょっと残念な点かもしれません。
ちなみにアニメ版では未登場です。

イエス!アマゾネス!

永澄のクラスの委員長は、眼鏡をかけた目立たない女の子で、
永澄に密かに恋心を抱いていたのですが・・・
あるとき、いろいろ手違い・勘違いが重なってなぜか燦に告白してしまいます。

同性の燦に告白してしまった言い訳として
委員長の口から咄嗟に出たのは、
自分は「女好き好き女傑族」最後の生き残りこと「ラスト・アマゾネス」であり、
燦を自分の恋人にしようと企んでいる・・・という、
突拍子もないというか、意味不明な言葉でした。

その後「ラスト・アマゾネス」というキャラクターは
忘れたがっている委員長本人の意思とは裏腹に一人歩きしていきます。
悪を許さない正義の戦士という設定がついたり、
魔法の弓矢で男を女に変えることができることになったり、
女だらけのレズの帝国を作る野望を持っていることにされたり、
ユピテルから百合仲間だと認識されてしまったり・・・

いったいどこへ行こうとしているんでしょうか。

その他

メインヒロインの燦は、
アマゾネスだけでなくいろいろな女性キャラから好意を持たれる傾向があります。
瀬戸内からわざわざ燦を追ってやってくるキャラがいたり、
自称燦のライバルである留奈もなんだかんだで強い友情を抱いていたりします。

Figma 瀬戸の花嫁 瀬戸燦


最終更新:2010/2/10
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