prism

 あらすじ

幼少の頃に会った初恋の男の子のことが忘れられず、
誰とも恋ができずにいた恵。
そんな恵だったが、高校の入学式で突然美少女に抱きつかれる。
その美少女・光こそなんと、あの頃は男だと思っていた恵の初恋相手であった。

そんな衝撃の再会を経ながらも、
人懐っこい光のおかげで2人はすぐに以前からの親友どうしのようになっていく。

そんなある時、光から突然キスをされてしまった恵は、
光の真意や自分自身の気持ちに悩みながらも、
やがて光を受け入れる決心をする・・・。

 百合ポイント

男だと思っていた初恋の相手が美少女に成長していた・・・
という衝撃の展開から始まるラブストーリー。

光は当初から恵のことが好きで、
恵にキスをしたのも恋愛感情からだったのですが、
恵はあまりに突然のことで光の真意をはかりかね、
しばらく悩むことになります。

このあたりでは距離を探り探りになってしまう2人の様子や、
友情と恋愛感情の間で悩む過程が丁寧に描かれており、
繊細なやり取りを見ることができます。

その反動か、2話目のクライマックスでお互いのことが
好きだとハッキリしてからは、2人はすっかりタガが外れてバカップルに。
所構わずキスしたり体を触ったりと、
それまでの悩みっぷりを吹き飛ばすかのようなイチャイチャぶりを見せてくれます。

コミック第1巻の時点ではキスや体の触りっこをしたり、
一緒にお風呂に入ったりというところまでで、
最後の一線はまだ超えていないようですが、
今後どこまで行ってしまうのかに期待です。

その他の人々

どちらかというと比較的リアル寄りな世界観だと思うのですが、
恵と光の周囲には意外にも(?)女の子どうしの恋に理解のある人が多いようです。
中には、自分もそっちの経験があるという人まで登場します。

まず恵の幼馴染である英梨香は、
恵が光と付き合っていることに早い段階で気づくのですが、
恵の気持ちを尊重して応援してくれます。
さらには、英梨香自身もクラスメイトの広瀬さんとかなり仲が良いことが
コミック第1巻の番外編で描かれており、今後そのあたりがどう発展するかもみどころ。

また、担任の小川先生は恵に自分がバイであることや
かつて女性とつきあっていたことを打ち明けたうで、恵の相談に乗ってくれます。
主要キャラで唯一の大人ということでそれを生かした活躍にも期待?

さらには恵みの妹のまなも実は光と恵の関係に気づいており、
影ながら応援してくれていたことがコミック1巻の番外編で判明。
まな自身もクラスメイトの女の子からかなり慕われているような描写もあるので、
もしかしてこちらにまで百合な展開が始まってしまうんでしょうか?


最終更新:2012/4/17
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