あらすじ |
海からやってきた使者・イカ娘は
海を汚す人間達をこらしめるため、地上侵略を開始する。
しかし、上陸直後に相沢千鶴・栄子姉妹の経営する海の家を壊してしまい、
弁償のためにそこで働かされることになってしまう・・・。
みどころ |
イカのような触手を持った女の子・イカ娘(これが本名らしい)が
繰り広げる騒動を描いたギャグ漫画。
人類を侵略しに来たはずなのにあっさり捕まってこき使われる展開や、
人類の文化にいちいち興味津々な様子は某軍曹を彷彿とさせます。
ちなみに海の家が舞台という関係上、季節が常に夏ですが、
単行本収録のオマケ漫画などでは他の季節が描かれることもあります。
百合ポイント |
早苗
レギュラーキャラの栄子の親友である早苗はイカ娘のことが大好きで、
「イカちゃん」と読んで強烈に慕っています。
この感情は、早苗いわく「なんていうか…恋?」。
早苗は海の家にちょくちょくイカ娘に会いにやって来ては、
ベタベタしたり、自作のいろいろなコスプレをさせたりして楽しんでいます。
イカ娘をこっそり盗撮しているような描写まであります。
早苗の部屋はイカ娘のポスターや抱き枕など、大量のイカ娘グッズで溢れています。
さらに、イカ娘の写真を食卓に飾っており、これで「3杯はいける」らしいです。
早苗によると「イカちゃんは大事なオカ…(ここまで言って栄子に止められた)」。
このように早苗はイカ娘をとても愛しているのですが、
行き過ぎた愛情表現のせいで当のイカ娘からは
かなり苦手意識を持たれてしまっています。
というかぶっちゃけドン引きされており、避けられています。
早苗自身はイカ娘に好かれようと一応努力はしており、
一時期禁欲した際はイカ娘も早苗に心を開きかけたのですが、
けっきょくは早苗が自分の欲望を抑えきれずに暴走し、
またイカ娘の信頼を失ってしまうというオチがついています。
まあ、早苗はイカ娘に冷たくされたり叩かれたりしても
これはこれでなぜか喜んでいるのですが・・・。
その他のキャラクター
わりと女性キャラ多めの漫画なので、
いろいろな女の子が登場してはイカ娘と仲良くなります。
早苗のように明確に恋愛感情を抱いているキャラはいませんが、
それでも早苗はイカ娘と仲の良い女の子のことはひととおり警戒しているようです。
- シンディー
-
宇宙人の研究をしているアメリカ人女性。
イカ娘を宇宙人だと思い込み、しつこく付きまといます。
あくまで知的探求心からの行動のようですが、
イカ娘に触手で拘束されたりイカスミをかけられたりして
なぜかうっとりするなど、危ない一面も。
なお、イカ娘の触手を早苗と分けあったことがあります。 - 渚
-
コミックの3巻あたりから海の家にバイトで入った、ボーイッシュな女の子。
ちょっと生真面目すぎる性格で、
侵略者を自称するイカ娘をとても警戒し恐れています。
ですが、普段ろくに侵略者として扱ってもらえないイカ娘には
それがかえってうれしいらしく、イカ娘からは非常に好かれています。
早苗とは逆に、イカ娘からの片思いと言えなくもないかも?
ちなみに8巻では中性的な外見を生かして男装をすることになり、
海の家の女性客増加に貢献する一幕がありました。 - 清美
-
コミック7巻あたりから登場の、海の家の近所に住んでいるごく普通の女の子。
イカ娘とはとても仲の良い友達で、
清美の友達も合わせてみんなでプールに遊びに行ったり、
微笑ましい光景が見られます。
あくまで友情とはいえ、
イカ娘と一方通行ではなくお互いに好意を持っている貴重なキャラです。
そのため早苗は「現時点で一番いい位置にいる」として非常に警戒しています。
ちなみにイカ娘と知り合ったきっかけは、
イカ娘がたまたま清美の家にピンポンダッシュしたこと。
最終更新:2011/8/7