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大好きな1つ年上の幼馴染・るんと晴れて一緒の高校に通うことになったトオル。
るんのクラスメイトのユー子とナギも加わって、4人の騒がしい日常が始まった。

女子高生4人の日常を描いた4コマ漫画。
特に部活動などのテーマがあるわけではなく、
るんを中心に集まった友達どうしでわいわいやっている作風です。
アニメ公式サイトの紹介順からいってもるんが主人公？

るんの天然ボケに周囲が突っ込んだり振り回されたりする展開が多いですが、
るんのボケはちょっと天然という限度を越えており、
いつのまにか頭のネジの飛んだ電波ちゃんになっていたことを
作者でさえ認めているほど（コミック1巻のあとがき）。

るんがそんな調子なので実際にはトオル目線になっている部分が多く、
実質的にはトオルが主人公といえるかもしれません。
コミック第1巻の表紙もトオルです。

トオルがとにかくるん大好きなのがみどころ。
るんに対しては子犬のようになついており、家でも学校でもいつも一緒にいます。
るんと一緒がいいという理由で高校を決めたことを始め、
るんを最優先に考えた行動が多いです。

その一方でるんに対する独占欲が非常に強く、
るんとちょっと話している男（生徒はもちろんそれが教師であっても）を見ただけで、
バットを振り回して追い払うなどの過激な行動に出ます。
そしてその矛先は、男子だけでなく女子に向くことも・・・。

るんの友達でメインキャラの１人であるユー子は、
トオルから特に理不尽な被害を受けている女の子です。
ユー子には悪気はないのですが、トオルはユー子を異常に警戒しており、
ユー子がるんとちょっと仲良くしただけで
トオルの容赦ない制裁（肉体的・精神的含む）が飛んできます。

２人の初対面は、トオルがるんの家に遊びに行った時に
ユー子とるんがベッドの上でじゃれ合っているところを見てしまった時です。
もちろんユー子とるんは別に変なことをしていたわけではないのですが、
トオルにとっての第一印象は最悪だったようで、
この時点でいきなりユー子に鉄拳をくらわせています。

その後もトオルは、ユー子がるんとちょっとイチャイチャしていただけで
みぞおちに思いっきりボディブローを入れるなど、
もはや暴力といえるレベルの仕打ちが続きます。
その攻撃は肉体面だけにとどまらず、
ユー子のコンプレックスやトラウマを容赦なくえぐるなど、
精神面への攻撃も忘れません。セクハラも日常茶飯事です。
一応、ユー子は上級生なんですが・・・。

・・・といってもこの作品はあくまでギャグ漫画なので、
ユー子自身がもともといじられキャラ・受難キャラなのもあって
この一連の流れも明るくコミカルな描写になっています。
トオルのちょっと行き過ぎた行為も、
周囲にはるんを想うがゆえの微笑ましい行動と見られているのでしょう。多分…。

実際るんさえ絡まなければ普段のトオルはとても良い子で、
クラスメイトや教師からの評判も良いようです。
ユタカとミホのようにトオルのファンを公言しているクラスメイトもいます
（同じクラスのはずなのに学年の違うるん達より出番が少ないですが）。

ユー子も決してトオルに怒ったり嫌ったりはしておらず、
むしろなついてもらおうと努力しています。
トオルからは毎回そっけないリアクションを返されていますが・・・。

最終更新：2011/08/11