ヤミと帽子と本の旅人 1

第1話「葉月」
Aパートは物語の導入部。
初美が16歳の誕生日に消えてしまうまでの話。
いきなり葉月が初美を抱きしめているシーンからスタートするなど、百合度はかなり高いです。
いわゆる現代世界の葉月と初美を描いているのはここと第7話、最終話などに限られるので、
結構貴重かもしれません。

なお葉月が学校で後輩の女の子から告白され、プレゼントを貰うシーンがあります。
葉月自身も同性からモテモテのようです。
しかし葉月はその後そのプレゼントをあっさりゴミ箱に捨てています。
初美以外にはまったく興味がないようです。


Bパートは夜行列車編の前半です。
いきなりAパートと関係無い話が始まるので、予備知識がないと戸惑うかもしれません。
いかにも怪しげな人物達が乗り合わせる夜行列車を舞台に、それぞれの思惑が交錯します。
百合要素は特に無し。
 

第2話「蓉子」
第1話のBパートから引き続き、夜行列車編の解決編です。
列車に仕掛けられた爆弾を探したり、
ゲストキャラである蓉子と協力して悪人をやっつけたりします。
途中、この作品のもう一人の主人公ともいえるガルガンチュアが初登場。
百合は特になし。

  
第3話「ジル」
Aパートは、葉月が図書館世界に現われ、リリスと初対面する場面。
第1話Aパートの続きになっています。
リリスは葉月を見て一目惚れし、葉月の体を触ったり抱きついたりします。
すっかり葉月のことを気に入ったリリスはそのままイヴ探しの旅に同行します。

Bパートはガルガンチュアとイヴ(ここではジルという名前)の過去にまつわる話。
初美が葉月を虜にしたように、
イヴがあちこちの世界の人間を虜にしていることがわかります。
 
第4話「マリエル」
ガルガンチュア・リツコ・マリエルの3人がメイン。
彼らもまた、イヴによって人生を狂わせられた人たちです。
中世ヨーロッパ風の「錬金術の世界」を舞台に、
ガルガンチュアはイヴと再会する方法を模索します。
百合要素は特になし。
 
第5話「クイル」
原始時代が舞台。原作には無いアニメオリジナルエピソード。
クイルというゲストキャラの少女が葉月にベタ惚れで、
葉月を「戦士さま」と呼んで慕います。
クイルが葉月に抱きつくシーンでは、背景に百合の花が咲きます。
  
第6話「ミルカ」
南の海に浮かぶ孤島が舞台。
幼い外見のまま永遠に歳を取らない少女ミルカと、その教育係セイレンがメイン。

葉月がミルカに「恋人」とは何かについて話すシーンがあるのですが、
葉月が初美を思い浮かべて赤くなっているのが印象的。

リリスとミルカが一緒にお風呂に入る場面が多少百合っぽいかもしれません。

なおセイレンは原作だとレズなのですが、
アニメでは残念ながらそういう描写はありません。
 

 

第1〜6話  第7〜13話  特別編「旅」

 

「ヤミと帽子と本の旅人」トップに戻る  ホームへ

 

inserted by FC2 system