少女革命ウテナ

 あらすじ

天上ウテナは、幼い頃に出会った「王子様」に憧れる女の子。
憧れるあまり、自分も男の子のような格好をし、
いつか自分も王子様のようになりたいとまで思っている。

ある日、ウテナは姫宮アンシーという不思議な女の子と出会う。
彼女は「薔薇の花嫁」と呼ばれる特別な存在だった。
薔薇の花嫁とエンゲージした者は「世界を革命する力」を得るといわれ、
生徒達の間では日々、彼女をめぐる「決闘」が行われていたのだった。

そしてやがて、ウテナも自分の意思とは無関係に決闘ゲームに巻き込まれていく。

 みどころ

前衛舞台演劇のような奇抜な演出が印象的なアニメです。
音楽面にも力を入れており、
特に決闘シーンで流れる「絶対運命黙示録」は強烈なインパクトを持っています。

ウテナが女の子にモテモテという設定なため、
全体的な雰囲気はかなり百合っぽいです。
また、ウテナが「花嫁」であるアンシーを守って戦うという展開も
百合な関係を連想させます。

さらに、ウテナのライバルの一人である有栖川樹璃(ありすがわ じゅり)は
明確な百合キャラであり、幼なじみの女の子に恋しています。
ただ、基本的に片思いのようで、相手にその愛情を利用されたりして
ちょっとドロドロな展開になってしまいますが・・・。

ただ、百合と思わせておいてそうではない展開も結構あるので注意が必要です。
ウテナの親友の若葉は普段ウテナにベタベタしているわりには
結局は普通に男が好きだったりしますし、
ウテナとアンシーも愛しあっているかというと微妙なところです。

また、百合以外にもホモ、近親相姦などの倒錯的なネタが多いので、
そのあたりは好みが分かれるところだと思います。

なお後に劇場版が製作されており、
こちらはウテナとアンシーに関してTV版より直接的な百合描写があります。

また、セガサターンでゲームが発売されており、
こちらもなかなか百合度が高いです。

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