乙女はお姉さまに恋してる

ストーリー紹介1

第1話「口紅(ルージュ)をひいた王子様」
主人公宮小路瑞穂は男の子として普通の生活を送ってきた。
そんなある時、大好きだった祖父が亡くなってしまう。
そしてその遺書に書いてあったのは、
なんと女子高である「聖應女学院」に編入しろということだった。
瑞穂は当然嫌がるが、遺言を無視するわけにもいかず、
仕方なく女装して聖應女学院に通うことになる。

幼馴染の御門まりやにメイクを手伝って制服を着ると、
もともと女顔だった瑞穂はもう完全に女の子そのもの。
瑞穂はもともと聖應の生徒だったまりやに付き添ってもらい、初めて女子高に登校する。

学校では学院長等の一部の人間しか瑞穂が男だということを知らない。
他の生徒達にバレないか心配する瑞穂だったが、
バレるどころか容姿端麗な転入生として学校中の話題になってしまう。

瑞穂はなんとかその日の学校を終え、まりやに寮に案内される。
瑞穂はそこで下級生の上岡由佳里周防院奏を紹介される。
由佳里も奏もすぐに瑞穂のことを気に入る。
 
こうして瑞穂の波乱の女子校生活が始まった。
 
 
第2話「けせない消しゴム」
瑞穂が聖應女学院にやって来てから2日目。
瑞穂はもうすっかり学校の有名人になっていた。

教室で、瑞穂は隣の席の女の子に話しかけられる。
彼女の名前は十条紫苑(じゅうじょう しおん)。
転入したてで戸惑っている瑞穂に気軽に話しかけてくれるあたり、良い娘のようだ。
しかし、紫苑は瑞穂が本当は男であることに薄々気がついていた。
ある時紫苑にちょっとしたカマをかけられた瑞穂は、男であることがバレてしまう。

だが紫苑は、瑞穂にもいろいろ事情があるのだろうから口外しないと約束してくれた。
それ以後、紫苑はまりやと共に瑞穂の女子校生活をサポートしてくれる心強い味方になる。
紫苑の指導によって瑞穂の言動は格段に女の子らしくなっていった。

そんなある日、瑞穂は「エルダー」制度の話を耳にする。
エルダーとは生徒達が投票で選ぶ学校の代表生徒のようなもので、
みんなの憧れのお姉さまのことだ。
瑞穂は自分がそんなエルダーの有力候補として噂になっていると知り驚く。

また、瑞穂は紫苑が去年のエルダーだったことを知る。
しかし選出されてからすぐ病気で入院してしまい、
ほとんど学校に来れないまま任期が終わってしまったのだという。
その時の入院のため、紫苑は一年留年している。
だから今年はエルダーにはなれないらしい。

帰り道、瑞穂とまりやの前に生徒会長厳島貴子が現われる。
自分もエルダーの座を狙っている貴子は、
転入してまだ日の浅い瑞穂がエルダーになるなんて認めないと言い放つ。
もともと貴子と仲が悪かったまりやは、これを聞いて貴子への対抗心をあらわにする。
そして瑞穂の迷惑もかえりみず、勝手に瑞穂をエルダーに推挙すると決めてしまう。
 
 
第3話「おとめが乙女を選ぶ時」
まりやは由佳里や奏とともに、瑞穂をエルダーにするべく活動を開始する。
他人の票を譲ってもらっても良いというという制度上、
事前の根回しが大きな意味を持つのだという。
まりや達の活動の甲斐あってか、学校内では瑞穂人気がいよいよ高まり、
貴子と五分五分と言われるまでになっていった。

そしてついに投票日。講堂には生徒達が集まり、結果の発表を待つ。
勝利の条件は全校生徒の75%の票を得ること。
投票の結果は、82%の得票で瑞穂の勝ちだった。

しかしその時、貴子が投票結果に異議を唱える。
エルダーは伝統ある制度であり、人気投票の場ではない。
だからいくら人気があるからといって
転入してきたばかりの瑞穂をエルダーにするのは不当だというのだ。

しかしそこで紫苑がまりやに反論する。
エルダーの資質とは、皆から支持され、認められているという一点のみ。
だから転入したばかりだからと言って投票結果を歪めるのはそれこそ不当だ。
そう言って真っ向から貴子と対立する。

しかしその時、紫苑は突然フラッと倒れてしまう。
去年ずっと入院していたことからもわかるように、紫苑はもともと病弱だったのだ。
瑞穂は迷わず紫苑を抱きかかえ、エルダー選を放って講堂から走り去ってしまう。
瑞穂は紫苑を保健室に送り届け、具合が良くなったのを見て安心する。

しばらくして講堂に戻った瑞穂は、生徒達から大歓迎される。
紫苑を抱きかかえて走る瑞穂の王子様のような姿を見て、みんな改めて惚れてしまったようだ。
そして今年のエルダーは瑞穂に決定した。
 
 
第4話「開かずの扉の眠り姫」
ある日瑞穂はまりやや奏達と怪談話で盛り上がる。
どうやらこの寮には昔からいろいろと不思議な噂があるらしい。

そんな中、瑞穂は自分の部屋にちょっとした疑問を抱く。
瑞穂の部屋だけは、他のみんなから離れた北側の部屋だったのだ。
どうやらその部屋を使うことは祖父の遺言で指定されていたらしいのだが・・・。

次の日、奏がその部屋に関する噂を聞きつけてくる。
どうやらそこは、22年前に起きたある悲しい出来事以来
ずっと使われてこなかった「開かずの部屋」だったのだという。

かつて、そこには当時のエルダーが住んでいた。
夏休みのある日、エルダーを慕う病弱な少女が訪ねてきたのだが、
エルダーも他の寮生も帰省中のため留守だった。
どうしてもエルダーに会いたいその少女はずっと待ち続けたが、
病弱な体で無理をしたのがたたってそのままその部屋で息絶えた。

その事件があってから、その部屋は瑞穂が来るまではずっと使われなかったのだという。

その日の夜、瑞穂の部屋が突然ポルターガイストのごとく揺れ始める。
幽霊の祟りかと心配する瑞穂達。
奏はクローゼットに幽霊を封印するお札がしまってあるという話を思い出し、
クローゼットの中を確認する。
お札はたしかにその中にあった。・・・が、真っ二つに破れてしまっていた。

その時、お札が強い光を放つ。
そしてその光の中からなんと女の子が現われた。
歳は高校生くらい、制服からして聖應の生徒のようだ。
その女の子は瑞穂を見るなり「お姉さま!」と叫んで抱きついてくる。

瑞穂はなんとか女の子を落ち着かせ、話を聞く。
彼女の娘の名前は高島一子(たかしま いちこ)。
なんと22年前にこの部屋で亡くなったという女の子と同じ名前だった。
空中に浮いていたり微妙に半透明だったり、どう見ても幽霊。
彼女はこの部屋でずっと「お姉さま」を待ち続けていたらしい。
瑞穂はその「お姉さま」にそっくりらしいのだが・・・。
 
 

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