満月の夜にネギの前に現われた女ヴァンパイア。
どうやら彼女はネギを知っているらしく、
ネギがここへやって来るのをずっと待っていたと言う。ヴァンパイアは魔法でネギを攻撃するが、ネギはひるまずに応戦する。
ネギの予想以上の力を見たヴァンパイアは一端退却して行った。
一安心するネギだったが、なんとこの現場をまたも明日菜に見られていた。
ネギは今度こそ明日菜の記憶を消そうとするが、なぜか明日菜には魔法が通じなかった。
ネギは仕方なく明日菜に自分が魔法使いであることを明かし、今までの事情を説明する。
また、「仮契約」のパートナー探しが目標の一つであることも明かす。
魔法使いはパートナーと「契約」し、相乗効果でより強い力を発揮することができる。
そして、パートナーがいることが一人前の魔法使いの証ともいえるのだ。
ちなみに仮契約はキスによって行うらしい。
次の日、ネギは学校でエヴァンジェリンと茶々丸に出会う。
この2人はネギのクラスの生徒であるにもかかわらず、
いつも授業に出てこない。
だからネギと彼女達は今回が初体面のはず。
だが、ネギはエヴァになんとなく見覚えがあった。
その後、ネギはタカミチからエヴァの正体を知る。
彼女の正体は昨夜の女ヴァンパイアだった。
普段は子供の姿だが、満月の夜にだけ大人の姿になれるのだという。
エヴァは不老不死のヴァンパイアらしいのだが、
かつてネギの父親に破れ、
この麻帆良の地から出られないように封印をされてしまったらしい。
しかしその封印をかけた人物の血縁者であるネギの血を吸えば封印は解けるのだという。
|