第7話「みんなで海へ」 |
夏休みのある日。
やす菜の呼びかけで、みんなは海へ行くことになった。
誘われたのはいつものメンバーで、その中にはとまりも入っていた。
とまりは自分も誘われたことを意外に思う。
海に到着するとみんなは、ビーチバレーをしたり泳いだり、元気に遊ぶ。
そんな中、明日太は水着姿のはずむが気になって仕方がない。
明日太は以前から女性化したはずむのことが気になっていたのだが、
はずむの親友としての立場上、悶々とした日々を過ごしていた。
一とおり遊び終わったら昼になり、みんなでカレーを作ることに。
用意した材料に足りないものがあったため、やす菜ととまりが買いに行くことになった。
2人っきりになったとまりとやす菜。
とまりは、なぜ自分を誘ったのかとやす菜に訪ねる。
やす菜は、はずむのことをもっとよく知るため、
はずむと仲の良い人達と自分も仲良くなりたかったのだと語る。
一方、明日太ははずむに告白をしようとしていた。
しかし、はずむの言葉や態度から、
明日太は自分があくまで親友として見られていることに気付く。
だったらこれからもあくまで親友としてはずむを支えてやろう。
そう思う明日太だった。
ちなみに、その後完成したカレーは
やす菜のちょっと変わった味覚のせいで異常に辛かった。
そして夕方になり、帰りの電車の中。
はずむは疲れて眠っている。
とまりは、自分もはずむを好きだということをやす菜に伝える。
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みどころ |
メインというほどではないですが、明日太が目立っている話です。
親友が女の子になってしまって悶々としているのが面白いです。
まぁ今回で早くも玉砕してしまったわけですが・・・。
今回でとまりとやす菜が少し仲良くなったみたいですね。
これで一応友達になれたのでしょうか?
最後の台詞はライバル宣言と思えなくもないですが。
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次回予告(担当:あゆき) |
華やかで眩しい舞台の上、私は静かに拍手を送る。
次回、かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
「見ているだけが・・・」
想い、胸の中で。
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第8話「見ているだけが・・・」 |
まだまだ夏休みのある日。
宇宙仁の提案で肝試し大会が行われることになる。
宇宙仁は肝試しは男女が仲を深める定番イベントだと思っているらしく、
地球人のデータを集めるために是非やりたいのだという。
そして皆は夜の学校に集まり、肝試し大会が始まった
肝試しの参加者は、はずむ、やす菜、とまり、あゆき、明日太。
ルールは、2人でペアを組み校舎を通って
一番先に屋上にたどり着いたペアが勝ちというものだ。
校舎には宇宙仁が放った怪しげな宇宙生物がウヨウヨしている。
弱虫なはずむはとまりにくっついたり逃げ回ったりしているばかりで、
まるでいいところが無い。
宇宙仁としてははずむとやす菜の仲を進展させる狙いがあったようだが、
これではちょっとアテが外れたようだ。
はずむは怪物から必死に逃げ回るうちに、生物室に迷い込む。
そこにはあゆきがいて、蝶の標本を見ていた。
あゆきははずむに、自分のことを語り始める。
昔から蝶が好きなこと。
でも、それを見てるだけで幸せだから
自分が蝶のように空を飛びたいとは思わないこと。
やがてはずむはあゆきに付き添ってもらって屋上に辿り付く。
そこにはすでにやす菜ととまりが来ていた。
みんなは屋上から見える夏の夜空に見とれるのだった。
あゆきは、自分の中ではずむに蝶のイメージを重ねる。
そして、その羽が傷付かず無事に大空に羽ばたけるように願うのだった。
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みどころ |
最初で最後のあゆきメインの回です。
とはいえ、メインというほど出番が多いかというとそうでもないのですが・・・。
これはこれで控えめなあゆきらしいかもしれません。
あゆきもはずむのことが好きだとすると、
少女化してからのはずむはかなりモテモテですね・・・。
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次回予告(担当:はずむ) |
こんなに寂しいのはなぜ?
楽しいお祭なのに。
みんないるのに。
次回、かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
「この願いはかないますか?」
想い、胸の中で。
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