あらすじ |
藤岡ハルヒは、奨学特待生として私立桜蘭学院に通う少女。
しかし桜蘭は大金持ちばかりが通う「一に家柄、二にお金」の超エリート校。
成績優秀なものの、あくまで庶民であるハルヒはちょっと浮いていた。
そんなある日、ハルヒは「ホスト部」の部室に迷い込む。
ここは容姿端麗な美少年達が趣味で女生徒たちのおもてなしをするという場所。
興味がないハルヒは立ち去ろうとするが、
不注意でホスト部所有の壷を割ってしまう。
その額、推定800万。
庶民であるハルヒにはとても払えそうにない。
ハルヒは借金を返済するため、
男装して自分もホストとして働かされることになってしまう。
みどころ |
藤岡ハルヒ
主人公の女の子が、女の子相手にモテモテになる・・・
という意味ではある意味百合な作品。
ハルヒも意外と乗り気で、ホストとして働くことになった第1話で
「実は女の子に騒がれるのも悪い気はしない事が判明しました。
どうもそっちの気があるみたいですねー」
という発言をしています。
とはいえホスト部に通ってくるお客の女生徒達は
ハルヒが本当は女だということを知らないので、
女の子同士であることを前提にした展開は基本的にありません。
ハルヒ自身も女の子に恋するような描写はないので、
あくまで女の子が女の子を接客するというシチュエーションが百合という感じです。
ヅカ部
また、ホスト部のライバルとしてヅカ部(いわゆる宝塚部)というのがあり、
この人たちは女の子が好きな本物の百合キャラで、
ハルヒを連れ去って無理矢理自分達の仲間にしようと企んでいます。
ただし、脇役のため出番は非常に少ないです。
というか、作者に忘れられている・・・?
全体的には・・・
ただし、メインとなるホスト部のメンバーが美少年揃いということもあり、
全体的には兄弟愛や友情を描いたエピソードが多くなっています。
百合よりもBL的な描写の目につく作品です。
それに加えてホスト部のうちの何人かハルヒに恋していたりするので、
普通の男女恋愛の要素もあります。
百合方面で過剰な期待は禁物だと思います。
最終更新:2008/02/05